CT110に、スタンダード用のリア増設キャリア(ベトナム製)を加工して取り付け。

*注意 半年前にやったので、加工当時の画像は撮り忘れ。

使った道具。
電動ドリル・万力・作業台・金ノコ・グラインダー・他基本工具。


CT110には、現行カブより一回り大きい純正キャリアが付いています。
旅バイクとして考えた時、このキャリアは積載性と言う点では非常に有効ですが
街乗りバイクとして考えた時、大きいキャリアよりも鍵の掛かるメットインスペースの方が欲しくなります。

だからと言って、キャリアの上に単純に箱を置くと
折角の大きなキャリアの意味が無くなり、非常に勿体ない。


と言う訳で、リアキャリアを延長する方法を考えてみました。


最初は単純にキャリアの上に板等を置いての延長を考えましたが、強度と見栄えで却下。

web上を検索していると、二つの方法が。

1つ目・・・溶接による延長
2つ目・・・CT110での例では無いが、カブ用のベトナム製の延長キャリアによる方法。

1つ目の溶接
近くの店でやってもらえば簡単だが、個人が簡単に出来る範囲に含まれない気がするので、一時保留。

2つ目の別売りキャリア。
カブ用の社外品パーツで、ベトナム製の延長キャリアを取り付けて、後ろへの延長。

普通のカブなら、購入して取り付ければ良いだけなので、強度や精度には疑問が残るが手軽さはこれが一番。
所が、ハンターカブは対応ラインナップには無い。

で、webで色々調べた結果
ハンターカブと現行カブはキャリア部分のネジ位置は基本的に同じ。(流石カブ!)
サス固定ボルト経が、ハンターは大きいので拡張しなければ使えない。

と簡単な加工で済みそうなので、加工前提でアウトスタンディングで注文。

届いたキャリアを早速加工。

U字型のサス側取り付け穴の経は、やはり小さかったのでドリルを使って削って拡張。
仮止めして、フェンダー側を取り付けようとして問題発生。

ハンターの通常より大きいキャリアの最後尾付近が、延長キャリアに干渉してネジ位置があわない。

取り付け済みですが、赤丸が干渉していた部分。

純正キャリアのこの部分には、 本来は荷掛けフックが2ヶ所有ったのですが
それが干渉していたので、金ノコで切断後グラインダーを使って均等に削る。

これで付くかと思ったが、やっぱりまだ干渉してしまいフェンダー側の取り付け位置が合わない。
ので仕方なく、更なる力業に入る。

ベトナム製の延長キャリアの、フェンダー側ステーを強引に内側に曲げる。

溶接や延長キャリア本体が歪まない程度に気合いを入れて、左右均等になる様に押し込む。
下手をすると、溶接部分から変な形に歪みそうなので、慎重と強引半々の作業。

うまくネジ穴が合いそうな位置に来たので、少し力を加えながら取り付け作業。
この作業はリアホイールを外した方がやりやすいでしょう。

で、取り付け完了。


純正キャリアと延長キャリアに段差が出来てしまったが、段差部分は間に木片を入れて段差を無くす事にし
また、延長キャリア部分だけに箱を乗せるのは、強度的に不安が残るので
箱の取り付けベースを、純正と延長部分で支える様に固定して取り付け完了。

これにより、箱を取り付けていてもキャリアに空き部分出来た為
箱の容量とは別に、更に荷物を積む。または二人乗りが可能に。

ピンぼけ低画質だけど、参考程度に。


強度を出す為、純正キャリア寄りに取り付けてるので予定よりキャリアの幅が狭くなったのはご愛敬。
荷物を載せていないと、キャリアの隙間が情けないので、タンデムシートでも取り付けようか考え中。

当初の予定では、もっと後ろ側に取り付ける予定だったんだけど
やっぱり溶接延長かな〜・・・


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